はじめに:全部「OK」で返していませんか?
オンライン会議やチャットで、つい何でも OK や Sounds good! だけで返してしまいがちです。
しかし、Sounds good / Works for me / I’m okay with that を使い分けると、「いいと思う」「自分の都合的にも問題ない」「ギリギリOKだけど反対ではない」を、少しニュアンスを変えて伝えられるようになります。
この記事では、この3つの違いを、ビジネス会議・チャットでそのまま使える例文と一緒に整理します。
Sounds good「いいですね、その案に前向きです」
Sounds good は、「(聞いた感じ)良さそうですね」という前向きな賛成です。
完全な同意というより、「その方向性にポジティブ」「やってみましょう」の軽やかな賛成で、オンライン会議やチャットで最もよく使われる一言です。
- A:How about meeting at 3 pm?
3時にミーティングするのはどうでしょう。 - B:Sounds good.
いいですね。 - If there are no objections, we’ll go with option B.
異論がなければ、案Bでいきましょう。 - → Sounds good to me.
私はそれで良いと思います。 - That sounds good. Let’s try it for the next sprint.
いいですね。次のスプリントで試してみましょう。
- 相手の提案に「いいと思う」「やってみましょう」と前向きに乗りたいとき。
- チャットやオンライン会議で、カジュアル寄りの賛成を示したいとき。
- I agree よりも軽く、でもポジティブさはしっかり出したいとき。
Works for me「自分の都合的にも問題ないです」
Works for me は、「(条件・時間などが)自分にとって都合がいい/問題ない」という意味です。
提案内容に対して、**内容的な賛成というより「自分のスケジュールや状況的にはOK」**という軸での「いいですよ」として使われます。
- A:Can we move the meeting to 4 pm?
会議を4時に移してもいいですか。 - B:Sure, 4 pm works for me.
もちろん、4時で大丈夫です。 - If everyone is okay with it, we can start next Monday.
皆さん問題なければ、来週月曜から開始できます。 - → That works for me.
自分はそれで問題ありません。 - Either option works for me, so I’ll follow your lead.
どちらの案でも自分は大丈夫なので、そちらの判断に従います。
- 日時や方法などが「自分にとって支障ない」と言いたいとき。
- 「強い賛成」ではなく「反対はしないし困らない」と伝えたいとき。
- チームに任せるスタンスを見せつつ、自分はOKだと示したいとき。
I’m okay with that「異論はない/許容範囲です」
I’m okay with that は、「それで大丈夫です」「それなら許容範囲です」という、ややニュアンス弱めの賛成・容認です。
強く推してはいないが、「反対ではない」「受け入れられる」と伝えるときに向いています。
- If we limit the scope for this release, we can still launch on time.
今回のリリース範囲を絞れば、予定どおりローンチできます。 - → I’m okay with that.
それで大丈夫です。 - We might need to skip this feature for now.
とりあえずこの機能は見送る必要があるかもしれません。 - → I’m okay with that as long as we document it clearly.
きちんと明記されるのであれば、それで構いません。 - I’m not excited about the idea, but I’m okay with it.
すごく乗り気というわけではありませんが、それで問題ないです。
- 強く賛成ではないが、反対もしないことを伝えたいとき。
- 条件付きで「その案でも構わない」と言いたいとき。
- 妥協案や落としどころを受け入れるニュアンスを出したいとき。
3つの違いをイメージで整理する
- Sounds good:
前向きな賛成。「いいですね」「それ、良さそうです」。 - Works for me:
自分の都合的に問題ない。「自分はそれで大丈夫です」。 - I’m okay with that:
強くは推さないが、反対ではない。「それで構いません」。
同じような場面でも、単語を変えるとニュアンスが変わります。
- Sounds good. Let’s do that.
→ いいですね。その方向でいきましょう。(ポジティブ) - That works for me.
→ 自分のスケジュール・立場的には問題なし。 - I’m okay with that if we can review it later.
→ 条件付きだけど、その案でも受け入れられる。
今日からのミニトレーニング:「いいですね」の言い分け
- 最近の日本語メモやチャット履歴から、「いいですね」「それで大丈夫です」「それで構いません」と返した場面を3つピックアップする。
- それぞれが「積極的に賛成」「自分の都合的に問題ない」「妥協しつつ容認」のどれに近いかを考える。
- Sounds good / Works for me / I’m okay with that を使って英訳してみる。
例:
- いいですね、その案でいきましょう。
→ Sounds good. Let’s go with that. - 自分はその時間で大丈夫です。
→ That time works for me. - その条件であれば、自分は構いません。
→ I’m okay with that under those conditions.
次に会議やチャットで英語を使うとき、「とりあえず OK でいいや」ではなく、「いま言いたいのはどのタイプの『いいですね』か?」と一瞬だけ考えてみてください。
その小さな習慣だけでも、「OK だけ」の状態から抜け出し、場面に合った自然なビジネス英語に近づいていきます。