look forward to の英語表現を深掘り:意味・イメージ・よくある使い方・ビジネス例文【メール定番フレーズ】

はじめに:look forward to は「楽しみにしています」だけじゃない

look forward to は「楽しみにしています」と習いますが、ビジネスメールでは「今後もよろしくお願いします」「◯◯できれば幸いです」に近い、非常に幅広いニュアンスで使われます。
この記事では、look forward to のコアイメージから、メール・チャットでそのまま使えるフレーズ、注意したい文法のポイントまでを整理します。

look forward to のコアイメージ:「前を向いてワクワク待つ」

基本イメージ

look forward to のイメージは、「前を向いて、これから起こる良いことをワクワクしながら待つ」です。
ビジネスでは「楽しみにしています」だけでなく、「今後の良い関係や協力を期待している」という丁寧なメッセージとして使われます。

  • look forward to + 名詞
  • look forward to + 動名詞(〜することを楽しみにしている)

ポイントは、to の後ろは名詞か動名詞(〜ing) になることです。

基本パターン:look forward to + 名詞 / 動名詞

基本パターン

  • look forward to + 名詞
    • look forward to the meeting
    • look forward to your reply
  • look forward to + 動名詞
    • look forward to working with you
    • look forward to hearing from you

ビジネス例文

  • I look forward to your reply.
    ご返信をお待ちしております。
  • We look forward to the opportunity to work with you.
    ご一緒にお仕事ができる機会を楽しみにしております。
  • I’m looking forward to working with your team on this project.
    このプロジェクトで、貴チームとご一緒できることを楽しみにしています。

「to + 動詞の原形」にはならない点だけ注意しておけば、あとは型で使いやすい表現です。

フォーマル度で使い分ける:I look forward to / I’m looking forward to

ビジネスメールでは、次のような使い分けがよく見られます。

  • I look forward to 〜.
    → かため・フォーマル寄り。社外メールや初めての相手にも安心して使える。
  • I’m looking forward to 〜.
    → 少しくだけていて、相手との距離が近いときに使いやすい。

ビジネス例文

  • I look forward to hearing from you soon.
    近日中のご返信をお待ちしております。
  • I’m looking forward to seeing you next week.
    来週お会いできるのを楽しみにしています。

どちらもビジネスで問題なく使えますが、「最初のメール」「フォーマルな文書」では I look forward to の方が無難です。

「よろしくお願いします」に近い look forward to

日本語の「よろしくお願いします」に近いニュアンスでも、look forward to はよく使われます。

よくある “かたまり表現”

  • I look forward to working with you.
    今後ともよろしくお願いいたします。
  • We look forward to your continued support.
    今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
  • I look forward to our continued collaboration.
    引き続き、よろしくお願いいたします。

ビジネス例文

  • Thank you for your time today. I look forward to working with you.
    本日はお時間をいただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
  • We appreciate your support and look forward to our continued partnership.
    ご支援に感謝するとともに、今後とも良いパートナーシップを築いていければ幸いです。

単なる「楽しみ」ではなく、「今後の関係性」にフォーカスした「よろしくお願いします」に近い表現として使えます。

よくあるミス:to の後ろに注意

間違えやすいポイントは、to の後ろの形です。

  1. to の後ろを動詞の原形にしてしまう
  • × I look forward to see you.
  • ○ I look forward to seeing you.
  1. 名詞にできるところは名詞で言い切る
  • ○ I look forward to your reply.
  • ○ I look forward to your feedback.
  1. くだけた場では省略形もあるが、ビジネスでは避ける
  • × Looking forward to hear from you.(カジュアルすぎ&文法的にも不自然)
  • △ Looking forward to hearing from you.(チャットならあり、正式メールなら主語付き推奨)
  • ○ I look forward to hearing from you.

この3つを意識しておくと、「なんとなくそれっぽいけど不安」という状態から抜け出せます。

look forward to を使ったミニ会話(会議/メール)

会議後の一言

  • A:Thank you for the productive discussion today.
    本日は有意義なディスカッションをありがとうございました。
  • B:Thank you as well. I’m looking forward to working with you on this project.
    こちらこそありがとうございます。このプロジェクトでご一緒できるのを楽しみにしています。

メールの締めの一例

  • Thank you again for your time today.
    本日は改めてありがとうございました。
  • I look forward to hearing from you regarding the next steps.
    今後の進め方について、ご連絡をお待ちしております。

シンプルですが、メールの最後をきれいに締めてくれる定番表現です。

今日からのミニトレーニング:look forward to を自分ごとにする

  1. 最近の日本語メールから、文末の「よろしくお願いいたします」「ご連絡お待ちしております」「お会いできるのを楽しみにしております」といった文を3つピックアップする。
  2. それぞれが「返信を待つ」「今後の協力関係」「次回会う予定」のどれに近いかを分類する。
  3. それに合わせて、look forward to + 名詞 / 動名詞 を使って英訳してみる。

例:

  • ご返信をお待ちしております。
    → I look forward to your reply. / I look forward to hearing from you.
  • 今後ともよろしくお願いいたします。
    → I look forward to working with you.
  • 来週お会いできるのを楽しみにしております。
    → I’m looking forward to seeing you next week.

次にメールを書くとき、「とりあえずよろしくお願いしますをそのまま訳そう」とするのではなく、「返信を待っているのか」「一緒に仕事をすることを楽しみにしているのか」を一瞬だけ意識してみてください。
その小さな意識づけだけでも、look forward to を軸にした、自然で大人っぽいビジネスメール表現にぐっと近づきます。