「話し合う」の英語表現:discuss / talk about / go over の違い【会議・打ち合わせ】

はじめに:全部「talk about」で済ませていませんか?

英語で会議や打ち合わせの話をしていると、つい何でも talk about で済ませてしまいがちです。
しかし、discuss / talk about / go over を使い分けると、「正式に議論する」「気軽に話す」「一通り確認する」をはっきり区別して伝えられるようになります。
この記事では、この3つの違いを、会議でそのまま使える例文と一緒に整理します。


discuss「正式に議論する」

基本イメージ
discuss は、「しっかり話し合う・検討し合う」というフォーマルなイメージです。
ビジネス会議やメールなど、少し硬めの場面にぴったりの動詞です。「話題を共有する」よりも「結論や方向性を決めるために話す」雰囲気があります。

ビジネス例文

  • Let’s discuss the next steps in today’s meeting.
    今日の会議で次のステップについて話し合いましょう。
  • We need to discuss this issue with the management team.
    この件を経営チームと議論する必要があります。
  • I’d like to discuss your proposal in more detail.
    あなたの提案について、もう少し詳しく話し合いたいです。

こんなときは discuss

  • 公式な会議や打ち合わせで
  • 意見を交わして結論を出したいとき
  • 丁寧・フォーマルに言いたいとき

talk about「気軽に話す」

基本イメージ
talk about は、「会話する」「話題にする」といった柔らかく日常的なイメージです。
同僚との雑談や、カジュアルな打ち合わせなどで自然に使えます。

ビジネス例文

  • We talked about the project over lunch.
    昼食のときにプロジェクトについて話しました。
  • Can we talk about this later?
    この件、あとで話せますか?
  • Let’s talk about your feedback first.
    まずはあなたのフィードバックについて話しましょう。

こんなときは talk about

  • 気軽な会話やブレスト中に
  • 雑談や非公式の議論に
  • 相手にプレッシャーなく話しかけたいとき

go over「一通り確認する」

基本イメージ
go over は、「内容をざっと確認する」「一緒に見直す」という意味合いです。
議論というより、資料・計画・進捗などを順にチェックするニュアンスがあります。

ビジネス例文

  • Let’s go over the report before submitting it.
    提出前にレポートを一通り確認しましょう。
  • I’d like to go over the numbers from last quarter.
    前四半期の数字を確認したいです。
  • We’ll go over the action items at the next meeting.
    次回の会議でアクション項目を確認します。

こんなときは go over

  • 資料やデータなどを一緒に確認するとき
  • 手順やスケジュールをチェックしたいとき
  • 会議前の軽いレビューに

3つの違いをイメージで整理する

ざっくりまとめると、次のように使い分けられます。

  • discuss:正式に意見を出し合う
  • talk about:気軽に話す・雑談する
  • go over:流れや内容を確認する

同じ「話す」でも、使う単語で印象が変わります。

  • Let’s talk about the project.
    → ただ話題に出して話す軽めの印象。
  • Let’s discuss the project.
    → 方向性を決めるために議論する感じ。
  • Let’s go over the project.
    → 内容を確認・整理するイメージ。

今日からのミニトレーニング

次のステップで、自分の「話し合う」表現をアップデートしてみてください。

  1. 最近のメールや会議メモから、「話す・話し合う」という言葉を3つピックアップする。
  2. それぞれが「軽く話すタイプ(talk about)」「深く議論するタイプ(discuss)」「確認タイプ(go over)」のどれに近いか考える。
  3. それに合わせて英語表現を言い換えてみる。

例:

  • カジュアルな打ち合わせ:Let’s talk about the timeline.
  • 意見をそろえる会議:We need to discuss the next steps.
  • 資料確認ミーティング:Let’s go over the slides together.

次に会議やメールで英語を使うとき、「とりあえず talk about でいいや」ではなく、「今言いたいのはどのタイプか?」と一瞬考えてみてください。
この小さな意識だけで、自然で的確なビジネス英語に一歩近づけます。