はじめに:count on は「頼りにする」をカジュアルに言える便利表現
count on は、「〜を数える」の count とは別に、「〜を頼りにする」「〜に期待する」という意味で、ビジネスでも非常によく使われる表現です。
この記事では、count on のコアイメージから、会議・メール・チャットでそのまま使えるフレーズ、rely on / depend on とのざっくりした違いを整理します。
count on のコアイメージ:「この人(チーム)なら大丈夫、と当てにしている」
count on のイメージは、「この人・このチームならやってくれるはず、と期待して当てにする」です。
フルに頼り切るというより、「信用してあなたにお願いしています」という前向きな期待がこもった表現です。
- count on + 人 / チーム / もの
- count on you / count on the team / count on your support など
日本語の「頼りにしています」「期待しています」「お願いしても大丈夫ですよね」に近いニュアンスになります。
count on:〜を頼りにする・当てにする
- count on + 人
- count on you
- count on my team
- count on + 抽象名詞
- count on your support
- count on your help
- We’re counting on you for the presentation tomorrow.
明日のプレゼンは、あなたに期待しています。 - I know I can count on this team to deliver on time.
このチームなら、期限どおりに仕上げてくれると信じています。 - Thank you in advance. We’re counting on your support.
あらかじめお礼申し上げます。皆さまのサポートを当てにしています。
「頼りにしています」とプラスの意味で伝えたいときに、とても使いやすい表現です。
rely on / depend on / count on のざっくり使い分け
- rely on:
「頼る・依存する」に近く、ある程度しっかり支えにしている感じ。 - depend on:
依存・条件のニュアンスが強く、「〜次第」「〜にかかっている」も含む。 - count on:
カジュアル寄りで、「期待している」「頼りにしている」ポジティブさが強い。
同じような文でもニュアンスが変わります。
- We rely on this system for our daily operations.
→ 日々の業務をこのシステムに頼っています。 - Our success depends on this project.
→ 成功できるかはこのプロジェクト次第です。 - We’re counting on you for this project.
→ このプロジェクトは、あなたに期待しています。
count on は、人に向けた前向きなメッセージに特に向いています。
会議・メールでよく使う count on フレーズ集
- count on you / count on your team
あなた/あなたのチームを頼りにしている。 - count on your support / cooperation
サポート/ご協力を当てにしている。
- We’ll be counting on your expertise in this area.
この分野では、あなたの専門性に期待しています。 - Can we count on your team to handle the rollout?
導入対応について、御チームを頼りにしてもよろしいでしょうか。 - We’re counting on everyone’s cooperation to make this a success.
この取り組みを成功させるため、皆さんのご協力を当てにしています。
「count on + 人 / support / cooperation」をセットで覚えておくと、いろいろな場面に応用できます。
count on を使ったミニ会話(会議/メール)
- A:This part is quite technical. Who can lead it?
この部分はかなり技術的ですね。誰がリードできそうですか。 - B:We can count on Ken. He has the most experience.
ケンに頼れますよ。彼が一番経験があります。 - A:Great. Ken, we’re counting on you.
いいですね。ケン、期待しているよ。
- Thank you for agreeing to help with the migration.
移行対応にご協力いただきありがとうございます。 - We’re counting on your support to make sure everything goes smoothly.
すべてがスムーズに進むよう、皆さまのサポートを当てにしております。
ポジティブに「頼っている」を伝えたいときに、とても便利な表現です。
今日からのミニトレーニング:count on を自分ごとにする
- 最近の日本語メールやチャットから、「期待しています」「頼りにしています」「ご協力を当てにしています」といった文を3つピックアップする。
- それぞれが「誰に頼るか」「何のサポート/協力を頼るか」をはっきりさせる。
- count on + 人 / support / cooperation を使って英訳してみる。
例:
- このプロジェクトは、あなたに期待しています。
→ We’re counting on you for this project. - 今回の導入は、御チームのご協力を頼りにしています。
→ We’re counting on your team’s support for this rollout. - 皆さんのご協力を当てにしています。
→ We’re counting on everyone’s cooperation.
次にメールや会議で英語を使うとき、「とりあえず期待しています=hope でいいや」ではなく、「ここは count on で“頼りにしている感”を出せないか?」と一瞬だけ考えてみてください。
その小さな意識づけだけでも、count on を軸にした、前向きで信頼感のあるビジネス英語にぐっと近づきます。